クリスマスローズの魅力
クリスマスローズの
育て方
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 ・(1) 栽培方法
 ・(2) 種の取り扱い
 ・(3) 苗の取り扱い
 ・(4) 鉢と土と肥料
 ・(5) 肥料成分の働き
 ・(6) 病気と害虫
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クリスマスローズの病害虫について、野田卯一郎先生のお話を元に取りまとめました。病気は発病してからでは、なかなか治療することはできません。まずは、環境の整備と予防薬の撒布が大事です。
クリスマスローズの栽培には、夏の暑い日ざしを避け、風通しがよいところで、水はけの良い用土を使用することが一番です。
予防薬としては、病気の発生し易い条件や季節を踏まえ、前もって適当な薬剤を撒布しておくことをお薦めします。


クリスマスローズの病気
クリスマスローズの病気は、伝染性のものと、非伝染性のものとがあります。
伝染性の病気は、カビ(糸状菌)、細菌(バクテリア)、ウイルスが病原となります。一方、非伝染性の病気は、生理障害によるもので、栄養分の過不足、日光の過不足、水分の過不足、温度の不適正等に起因して起こります。

(1) かび(糸状菌)病・・・灰色かび病(ボトリチス病)
灰色かび病は、灰色から灰褐色のかびが生え、組織が腐っていきます。
冬の開花時期に風通しが悪いと発生しやすく、特に、ビニールハウスや温室(10℃〜20℃)で多湿で栽培されているものは注意が必要です。クリスマスローズの場合、地際に発生しますが、これは、古葉取り等によって地際に水が貯まりやすくなるためかと思われます。また、花びらにも発生することもあります。病菌の進入は、害虫の囓った傷口や衰弱した組織からが多いです。また、窒素肥料を多用すると、軟弱に育ちやすく、発病し易いと言われています。
予防としては、風通しを良くすること・・・薬はロブラール、ダコニール、マンネブダイセン等を撒布します。ベンレートは耐性ができているようで利かない場合があります。いずれにせよ、数種類の薬剤を交互に撒布した方が効果的です。

(2) かび(糸状菌)病・・・立枯病
子葉が展開する時に地際に発生しやすく、クリスマスローズの場合、リゾクトニア菌によるものです。リビダスの苗は特に、弱いので注意が必要です。
予防としては、リゾレックス1000倍を撒布します。


(3) 細菌(バクテリア)病・・・軟腐病
気温が高くなる8月〜9月に発生します。茎元が溶けるように腐ります。悪臭の粘液がでるのが特徴です。
病原菌のバクテリアは、水を媒体として伝染するため、台風や大雨があると、虫食い等の傷口から感染したりします。なめくじ等にも気を付けましょう。
予防としては、水はけを良くすること、鉢植えでは地面に直接置かないこと・・・薬は抗生物質のアグリマイシン、ボルド液を撒布します。


(4) ウイルス病(バイラス)・・・ブラックデス
植物の中にウイルスが入り込み、新芽、茎、花などいたる所に黒い斑点ができて委縮するのが特徴です。
ウイルスの正体については、未だ判明していませんが、改良された良花、老化した株、夏場日当たりのよう場所に置いていた株等で発生し易いようです。伝染経路としては、アザミウマ(スリップス)、アブラムシを媒体とする可能性が高いと思われています。また、ハサミの多用により伝染するという考え方もあります。
伝染しても、直ぐに発病せず、潜伏期間があり、特に、クリスマスローズの活動時期に多く発病します。
予防としては、害虫駆除のための薬として、アドマイヤー、オルトラン、オンコル等を交互に、2ヶ月に1回程度撒布します。根本的な治療は困難であり、伝染性が高く死滅する可能性があるので、発見したら用土ごと廃棄することをお薦めします。


(5) ウイルス病(バイラス)・・・モザイク病
キュウカンバンウイルスによるもので、葉っぱがモザイク状になるのが特徴です。
これも、根本的な治療は困難です。



クリスマスローズの害虫
クリスマスローズについては、国内での歴史が浅いため、病害虫についても不明な点が多いのが実体です。なによりも、予防が大事だと言えるでしょう。

(1) 葉巻虫
5月〜6月頃に多く発生し、ニゲルに多くつく特徴があります。
薬としては、マラソンやスミチオンがあるが、なかなか利かないのが現状です。


(2) アブラ虫
ニゲルに多くつく特徴があります。


(3) スリップスとホコリダニ
0.2o程度と小さな虫で、葉っぱから汁を吸うため、葉っぱが縮れます。また、食害で花に影響が出ることもあります。ホコリダニは、ニゲルに多くつく特徴があります。



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