クリスマスローズの魅力
クリスマスローズの
育て方
年間の育て方
 ・(1) 栽培方法
 ・(2) 種の取り扱い
 ・(3) 苗の取り扱い
 ・(4) 鉢と土と肥料
 ・(5) 肥料成分の働き
 ・(6) 病気と害虫
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植え付け(地植え)
土壌改良
[土壌改良土の準備]
@腐葉土、バーク堆肥、緩効性化成肥料等を用意します。
A1u、深さ30p当たりの使用料は、腐葉土30リットル、バーク堆肥(広葉樹主体で完熟)25〜30 リットル、緩効性化成肥料100〜120グラムとします。
 また、pHが低い場合(5以下)は、苦土石灰を50〜100グラム、排水が悪い場合には軽石またはピートモス60リットルを加えます。

[土壌改良作業]
@植え付け前に、スコップで土を深さ30〜40pぐらいまで耕します。
A植え付け場所に、土壌改良に必要な物(腐葉土等)を入れます。
B更に良く、かき混ぜます。

(注1)緩効性化成肥料の例は、IB 化成等
(注2)pHはそれほど気にする必要はないが、理想的にはpH6.5〜7がベスト
(注3)ピートモスは中和処理済みのものがベスト

植え付け
[植え付け作業]
@植え穴を根鉢より大きめに掘ります。基本的には株間は30p以上とします。
A根鉢は崩さずに植え付けて、株のまわりに土を寄せます。

(注1)10月頃の植え替えでは、古い用土を取ってから植え込んでも大丈夫かと思います。但し、花芽の形成時期でもあるので、痛めないように注意してください。
(注2)あまり深植えすると、株もとに水が貯まりやすくなり、それにより病気にかかりやすくなります。湿気の多い所では、根っこの頭が見え隠れする程度が良いかも知れません!
 ただし、表土が凍りつく北方の地域では、やや深めに植え付ける方良いかも知れませんネ・・・

B株まわりのマルチングは、バークコンポストを用います。
 ただし、バークコンポストにカビがはえたりすることがあるので、マルチング材の選定には注意が必要です。

[植え付け後の管理]
@植え付け後、たっぷりと水やりを行います。

植え替え(鉢物)
10月になると、クリスマスローズが本格的に生育を開始します。
一般の草花は、春頃に生育を開始し、冬季になると活動を休止しますが、クリスマスローズは全く正反対のバイオリズムを持っているのです。
よって、10月は年間のクリスマスローズの育成の中では、スタートの月と言って良いでしょう。
特に、種まきや植え替え・株分けの適期と言えるでしょう。

(注1)最近、植え替え時期は、もうちょっと早い方がその後の生育に効果があると言われています。
地域にもよりけりですが、8月中旬から9月にかけて植え替えする方法が実践されています。
尚,植え替えそのものは、クリスマスローズの活動期に一致し、10月から4月の間だったら大丈夫です。

(注2)鉢一杯に根が拡がると、根詰まりを起こして、根が腐りやすくなり、ひどくなると枯れてしまう場合があります。窮屈になった鉢は、二周り大きな鉢に植え替えしましょう。

【植え替えに必要なもの】
@クリスマスローズの苗
A栽培容器(素焼き鉢、テラコッタ、プラ鉢等)
B用土・肥料(赤玉土の小粒・中粒、腐葉土、くん炭、パーライト、ゼオライト、カニ殻、マグアンプ中粒等)
C寒くなるので,ちゃんと暖かい格好で作業しましょう

 クリスマスローズは、良好な水はけと適度な保水性が必要です。ちょっと矛盾するかも知れませんが、この両者の条件を満たすために、栽培容器や用土に工夫が必要です・・・「(4) 鉢と土と肥料」を参照)。

【植え替えの手順】
以下の写真の通りです。
最後に,水やりを忘れないでね!

例1・・・ポット苗の植え替え(9pポット→12pポット)
@植え替える苗を用意する A用土の準備する
B2回り大きなポットを用意する C底に腐葉土を敷き詰める
D用土を3割ほど入れる E苗を植え込む
例2・・・テラコッタ等への植え替え
@素焼き鉢等を用意する A小苗を用意する
B用土を用意する C用土を混ぜ合わせる
D鉢に用土を入れる E根を傷めないよう気を付ける
F苗を鉢に入れる G更に用土を入れる
H最後に水を十分に与えて下さい.名札も忘れないように!

古葉取り
@11月〜12月は、古葉取りの時期です。  オリエンタリス等の無茎種では、古い葉を根元(2p程度茎を残す)から切り取ります。これは、花茎が立ち上がりやすくすることと、花の見栄えを良くするために行われるものです。くりすは、いっぺんに切り取ってしまうのではなく、傷んだ葉から順番に切り落としていく方法をとっています。大丈夫とは言われても、くりすとしては、クリスマスローズの状態を観察しながらゆっくりとした管理をお薦めします。

Aハサミを使用する際は、同じハサミで何株もの古葉を切るのではなく、その都度、ハサミの消毒を行うことをお薦めします。ブラックデス(黒死病)というウイルス性の病気が遷ることがありますので、十分に古葉取りも気を付けてください。  ハサミの消毒には、「レンテミン」が用いられます。ハサミを水洗いした後、レンテミンの原液中に5分以上浸けておきます。病気が蔓延しないようにとことん気を付けましょう!

マルチング
 12月から2月は、マルチングを考えても良い時期です。 寒さに強いクリスマスローズですが、寒風や急激な温度変化には要注意です。マルチングして保湿と保温に努めましょう。また、ビニールなどで覆いをして寒風に当たらないようにしてあげると、開花時期が早まりますので試して下さい。

ただし、あまりにも保湿効果が高いと、カビなどが発生しますので、かえってやぶ蛇になってしまう場合もあります。クリスマスローズは、四季を通じて風当たりの良い場所が最適です。マルチングのメリット、デメリットを良く検討した上で、マルチングの要不要、マルチング材の種類を決めて下さい。

夏越し(遮光)
 6月〜8月になると、クリスマスローズは成長が止まり、休眠期に入ります。日本は、大変高温多湿になりますので、クリスマスローズの原生地が、一般に、夏でも涼しくて雨の少ないのに対して、全く異なった環境であることを認識して於かなくてはいけません。 そこで、クリスマスローズの夏越し対策が必要になります。

直射日光、特に、午後の強い西日は大敵なので、鉢物なら日陰に、移動できない場合は寒冷紗等で遮光してあげること良いでしょう。この際、風通しが悪くならないように気を付けましょう。 日焼けするほど、直射日光に当て続けていると、病気発生の原因にもなりかねませんので気を付けましょう。また、この時期は、基本的には肥料を与えてはいけません。

水やり
クリスマスローズの水やりは、「表土が乾いたらたっぷり与える」と言うのが四季を通しての基本です。 実際には、季節によって、気温・湿度や乾き具合が変わるので、水やりの頻度や与える時間帯を変えるだけです。かといって、水の与えすぎは良くありません。水をあげないで枯れたと言う話よりも、水を与えすぎて枯れたと言う話の方が多いですから・・・多湿は病気の元にもなります!

@10月〜5月
庭植えのものはさほど気にしなくても良いかと思いますが、特に、鉢植えの物は表面が乾燥したら水やりを行います。天気の良い日の午前中が良いでしょう。

A6月
梅雨に入りますので、気にしなくても良いかと思いますが、雨に当たらない株には、表面が乾燥したら水やりを行います。天気の良い日の午前中、あるいは暑い日は気温の落ち着いた夕方が良いでしょう。 また、大事な株を守るためには、雨避けを検討する場合もあります。

B7月〜9月
朝からかなり温度が上がりますので、水やりは涼しくなって、夕方にたっぷり与えると良いかと思います。クリスマスローズの水やりは、基本的には「乾いたら、たっぷり」と言うのが鉄則です。つまり、与え過ぎたり、与えなかったりすると良くないのです。 結局、夏場は直ぐに乾いてしまうので、毎日、場合によっては日に2回与えることもあります。



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