クリスマスローズの魅力
クリスマスローズの
育て方
年間の育て方
 ・(1) 栽培方法
 ・(2) 種の取り扱い
 ・(3) 苗の取り扱い
 ・(4) 鉢と土と肥料
 ・(5) 肥料成分の働き
 ・(6) 病気と害虫
種類別の育て方
 ・(1) チベタヌス
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ヘレボルスの工芸品



概  要
 クリスマスローズは、学名Helleborusと言い、日本では16種類の原種、交雑種全体の通称として呼ばれ、 ガーデンセンタなどで秋から冬にかけて実生から二年ほど過ぎた二年苗、また1月から4月の頃まで色とりどりのニゲルや原種の有茎種のコルシクス、フェチダス、リビダスなどとともにガーデンハイブリットの開花株などが流通しています。 一般にはクリスマスローズと言われますが、最も流通しているのはヘレボラス・ニガー、またニゲルと呼ばれています白花の品種、また、無茎種同士を交雑させて作られた赤、黄、ピンク、黒、白、紫、緑の花の無地の花、また花弁(本来は植物の花弁を包んでいる萼)などに赤や茶色のスポットが入ったガーデンハイブリットなどが有ります。 最近では花弁の八重化によったダブルフラワーなどが人気を博していますが、なにぶんにも日本に導入されてから日も浅く特定のガーデンショップなどでしか目にふれることができません。 ニゲルはヨーロッパではクリスマスの頃に純白の花を咲かせますので、通称クリスマスローズと呼ばれ、ガーデンハイブリットはレンテンローズと呼び慣わされ大変人気の高い植物とされています。 本来ヨーロッパから西アジアにかけて自生して改良されてきた植物ですが、ニゲルやガーデンハイブリットなどは日本にも明治の頃に導入され、「寒芍薬」「初雪起し」などと和名をつけられ茶花として茶席を彩ってきました。 しかし地味な花色が多く生産者も僅かなために人気は今一つの感が有りましたが、イギリスのHelleborusの育種家「ヘレン・バラード女史」の出現により、それまでの花とは全く異なり澄んだ花色、円い花弁の形、茎の立ち方などに改良を加えられ現在、冬の灰色のガーデンを彩る無くてはならない花として人気を博しています。 本栽培法は、ヘレクラ役員の若さまによるものです。ご参考にして頂けると幸いです。

二年苗を購入した場合
 10月の初め頃からガーデンセンタなどで販売される、実生から足かけ二年ほど過ぎ7センチから9センチのビニールポットに入った苗です。この苗が花を迎えるのはその後一年を待たなければなりませんが、購入されたなら直ちに15センチのポットに植え替えることをお奨め致します。この際の植え替えについては、底に大粒の軽石などを敷くと雑誌などに書かれていますがその必要はありません。用土は赤玉土5から6、腐葉土3から4、これでも十分な水はけが望めますが、軽石を1割から2割混ぜた用土を使います。 その際マグアンプなどの緩行性肥料を適量混ぜますとその後の生育に効果を発揮致します。翌年の秋に20センチ位のポットに再度植え替え致しますが、出来る限り秋も遅くならない10月中には終えてください。これは本格的な冬を、また開花の季節までに十分な根を張らせ株の充実を計るためです。地域にもよりますが開花は早ければ1月、遅くとも2月になりますが美しく清楚な花を咲かせるでしょう。

開花株を購入された場合
 開花株を見てクリスマスローズは買えといわれますが、これは原種を含めガーデンハイブリットは色や花形の変異が大きいためそのように言われます。 開花株は1月から4月くらいまでガーデンショップで販売されますが、購入に当たっての注意点はどの花にも言われるようにまず病気や害虫に注意してください。 購入されたなら根が蛇のように蒔いていますので、周りから2、3割りほぐして20センチ位の鉢に植え替えしてください。用土は二年苗と同じです。 その後の植え替えは2年後の秋、9月中旬から10月中旬が最も発根の状態が良いためお奨めです。 以下は栽培に関しての注意事項です。

注意事項
1.用土
 @赤玉土6 腐葉土3 軽石1
 この組み合わせに蛎殻、燻炭などを少々

2.置き場所と植える場所
 地方やその年の気象状態にもよりますが10月中旬から翌年の5月中旬までは日光の十分(午前中の2時間から5時間)に当たるところで西日の切れる場所。
 そのほかの季節は半日陰で落葉樹の下、あるいは午前中の2、3時間だけ日光の当たるところ。


3.肥料
 大鉢の植え替えの時には二年は鉢を換える必要が有りませんのでマグアンプの大粒を用土に適量混ぜると株の成長や花付きに良い影響を与えます。
 追肥などは植物が生育を休んでいるとき(6月から9月中旬)は与えないようにしましょう。

4.株分け
 発芽から六年以上、最初の開花から四年以上経った株のみに行なってください。
ただし花付きや株の生育が十分なときには行なう必要は有りません。
季節は10月位が適当ですが株分け後は若干の遮光をするとともに 風などに注意を払ってください。

5.植え付けの鉢について
 どのような鉢でもかまいませんが、一番重要なのは鉢底が直接地面やコンクリートの床に当たらないように鉢と地面の隙間を適当に作り鉢底の風通しを良くすること

6.殺菌消毒
 4月頃から11月の頃までは殺菌剤(ダコニール・ロブラール)や殺虫剤(オルトラン・アドマイアー)などの薬剤を散布して消毒してください。
また12月から4月の頃までは(ダコニール・ロブラール)の散布をして立ち枯れ病や灰色カビ病から植物を保護してください。



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